前回の玄関の段差解消工事の続きです。
高さが40センチ以上あった玄関を、上がりやすくするために介護保険の助成を使って土間の整備と踏み台の設置、手摺の取り付けを行います。
前回の記事では玄関の土間に無理なく階段状の踏み台を置ける状態にモルタル整備し、サッシとの段差も解消しました。
翌日土間の表面が固まったのを確認し、階段状の踏み台を設置しました。
40センチの段差の玄関に、1段10センチで3段の踏み台を設置した為、段差が等分で緩やかな階段となりました。
それだけでは危険なので、階段の傾斜に合わせた手摺を設置します。
これで安心して退院出来ますね。
トイレやお部屋への手摺も数箇所取り付けました。
丁度良い場所に柱などの強い下地がない場合は、写真のように補強板を取り付けます。
石膏ボードにアンカーを使って手摺を取り付けてあるのを見ることがよくあります。
補強板の費用は削減されますが、決して頑丈な取り付けとはいえず、本末転倒といったところでしょうか。
相見積もりでたまにあるんですが、上記のような施工やプラスチック製の手摺(劣化しやすい)を使ったりと、取り付けた当初さえ良ければいいというものでは無いはずなんですが.....
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